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日本経済新聞 全国版朝刊 3月13日号掲載 アフターコールナビ

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固定費を抑える方法
不況に備える、理想は固定費を低く抑えて、流動費用にできていること。すると売上と流動費用は比例しますので、採算分岐点を低い地点となります。すると売上が激減した場合でも、それに合わせて流動費用は下がりますので、不況に強い会社となります。

変化を見極める
不況はショック型のように突然起こる場合があり、それに伴い会社も突然不況に陥ってしまう場合、考える間もなく資金繰りが悪化し、突然死のような状態で倒産してしまう。それにより売掛金の回収が困難となり連鎖倒産という事が起こります。

よって売上のバランスも重要です。1社に頼るような売上ですと、倒産リスクは高くなります。上場企業でも平気で倒産する時代で、今までのビジネスモデルが大きく変化している可能性が高く、売上が減少している分野への投資を中止することも適切な経営判断かも知れません。

内制化よりもアウトソーシング
ベンチャー企業などは売上が飛躍的に伸びる事も多く、それに人の育成が間に合わず、内部コントロールができずに、それが致命傷になる事もございます。本来はゆっくり持続的に成長することが望ましいのですが、そうできない場合もあります。そんな時は右肩上がり前提で会社の箱を大きくするのではなく、アウトソーシングを活用する事で、調整弁の役割を果たし、売上が上昇・減少局面にも対応する状態を作る事が良いのではないでしょうか。また優秀な取引先には優秀な人材がいて、役割を果たすことも可能となります。会社と社員、会社と取引先の関係はどちらの方が品質の追求がしやすいか?管理コストが安いか?

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